白い天井

白い天井を見ながら,風邪でぼーっとした頭で過ごす。
熱がある時間は,ゆらゆらとして,なんでもない模様からイマジネーションが膨らんで,つぎつぎと渡り歩き,イメージの観覧車のようで楽しいのだけれど,熱がさめるととたんに現実に引き戻されて,普段のロジックにまみれた通常の発想しか出てこなくなってしまう。
あんな自由な発想が普段も,必要な時に出てきてくれたらいいのにな。