ブログ10周年

気がついたら10年経ってしまった。
当時は、ブログをしている人もまだ少なかったけれど、情報発信をするということはその10倍はインプットをしているのが当然のことだという持論があるので、自分の勉強も兼ねて行っている。複数の目的がある中で、

  1. 古典を高校から大学においてはかなり読んでいたので、固い印象の言葉を払拭したいという思い
  2. 情報発信をする上での勉強の動機づけ
  3. インターネットが情報のプラットフォームになり得るか探りたいという思い
  4. 公共の場での発信の仕方とプライベートでの発信の仕方の境界を探るため

いろいろと書いている内容は面白く、それが自分自身への刺激となった人は多かったけれど、10年継続してブログを書き続けた人は、気が付いてみればあまり多くはない。
初期のブログを読み返してみると、当時は備忘録としてのニュアンスが強くて、決して読者を意識してはいない書き方で読みにくかったり、論理の省略が多かったりして恥ずかしいものである。ただし、その時々に心が動いて物事を切り取ったり、拾い出したりする感覚は、今も昔もあまり変わっていないのではないかと思う。
ブログを通じて話が盛り上がったり、いろいろな人に出会えたことが、結果的に10年間を通じて得た大きなものだったと思われる。