The Beatlesはすごかった

ハードディスクを買ったので、CDリッピングを少しずつ進めている。
44100Hz,16bitにどれほどの情報が入っているか、ExactAudioCopy(EAC) + foobar2000で聴いている。
CDで聴くと音の密度が違う。
機械的にCDの盤の情報を読もうとすると、機械的な方法ではどうしても読みとばしが生じてしまう。そこをパソコンでCDの盤面上のデータを厳密にリッピングしてみようというのが、狙いである。
ソフトによっても音が違うので、Frieve audioの音場補正機能を利用してスピーカーの特性をフラットにして、その聞こえ方のバランスを基にfoobar2000の設定をいじる。
フラットにしたら、自分の耳に合うセッティングに少しいじる。
セッティングの最後は自分の耳を信じること。

最近はこれで聞いていたのだが、先日The BeatlesのUSBを手に入れた。

ザ・ビートルズBOX(限定生産品)(USBメモリ)

ザ・ビートルズBOX(限定生産品)(USBメモリ)

この中には、CDを上回る音質の44100Hz,24bitのロスレス*1FLACファイルが入っているのだ。
これで聴くと、背景の弦セクションとかそれぞれ混然となって聞こえなかった部分がかなりはっきりと聞こえる。あと、ギターの弦のタッチがわかる。
デジタルリマスターなので、音の傾向が変わっているのかと思ったが、音のバランスセッティング自体はあまりオリジナルからは変えていないようで、最近なかなか珍しいリマスターだと思う。
このリマスターはいい。
こういうセッティングでは、もともとの演奏がよくないといけないのだけれど、そういう意味では質のいいプレイ・レコーディングしていたのだろうなぁ…。

高校の修学旅行でアビイロードスタジオの前*2まで行ったけれど、そのころの記憶を辿っている。

Youtubeでこんな動画を見つけた。それなりのPC再生環境なら違いがわかると書いてあったが、みなさんどうでしょうか?
ただし、これはデジタルリマスター版CDを基にしており、44100Hz,16bitを基にYoutubeにアップしたものなので、当然音質は落ちています。しかし、デジタルリマスター版の音の傾向を判定するのには使えます。

*1:データが圧縮されているが、音データを圧縮前にもどすことができる

*2:イギリスではその建物に関係のある(住んでいた)人物のプレートが古い建物の前にはかかっているのだけれど、アビイロードスタジオの前には「威風堂々」のエドワード・エルガーのプレートがかかっていた。後で調べてみたら,アビイロードスタジオはエルガーが開設したらしい。