C1000

岩石の表面などのヨゴレをきれいにする際に、何が一番効果があるか、という疑問に、ある先生が
「C1000に浸けておくときれいになる。」
と言った。職場で試しに実験してみると、確かにきれいになっている。
表面に炭酸?の泡が付着し、放置しておくとどんどんヨゴレ層がはがれてゆく。
10円玉でもできるのではないかと考えて、10円玉をC1000に浸けておくと、確かにきれいになっている。
一体何が原因なのかと考えて、まずC1000に多量に含まれる還元型ビタミンCによる還元作用が予想された*1。そこで、比較実験として還元型ビタミンCが多量に含まれている、オロナミンCを使って実験してみることにした。
すると、やはりオロナミンCよりもC1000タケダの方が圧倒的にきれいになるのだ。
他に考えられるとしたらビタミンE(ビタミンCよりもさらに還元しやすい)の成分の量か?
>>有機物を還元型ビタミンEが還元←酸化したビタミンEを還元型ビタミンCが還元<<
という仮説を考えてみた。
塩類の多さも影響しているのかもしれない。

加えて醤油とかお酢で10円玉はきれいになるけれど、その理由に関しても考察していなかった。このページ→http://park11.wakwak.com/~kitai/Kitai_Shoyu/MAME/mame12.htmlに成分はあるけれど、これによるとビタミンC、ビタミンEは全く含まれていないようだ。塩類は多量に含まれております。
醤油の場合は酸性かどうかは調べていないのでわからないが、アミノ酸の還元作用が主原因なのか?
食酢の場合、成分は→http://metabo-diet.net/page/seibunview/17/0160/、もちろん酸性であるし、塩も含まれている。
これらの要因に関しては、web上でも情報が錯綜していて、いまいち信頼できそうな説がない。
納得できる説明ができればよいのだが、誰か試薬くれませんかね。

*1:還元型ビタミンCは保存剤として、酸化を防ぐために全てのペットボトル飲料に含まれている。例えば、ペットボトルのお茶にも含まれている。