また一軒

思い出の店が閉店した。
渋谷のHMVも閉店したとの報道があったが、レコードメディアの不況なのか…。
その店は、岡山のシンフォニービルの新星堂である。
これで岡山でまともにクラシック&ジャズのCDを買える店が無くなってしまった。

この店で最初に買ったのはシェリングのCDだった記憶がある。ちょうど小学6年だった。その後も何度も通ってCDを手にしてきた。なかなかコアな輸入版などもあり、この店で5月に買ったクリスティアン・フェラスの輸入版が最後に買ったCDとなってしまった。
SP復刻のオーパス蔵のキャンペーン、ワーリャ・ランドフスカのキャンペーンなど、地元ならではの面白い取り組みを続けてきていた店だったので、残念である。この店に行かなければ出会わなかったCDは本当に多い。
5月になんとなくの予感はあった。ずっと顔なじみの店員さんがおらず、新しく入荷したと思われるCDの品揃え方針が変わっていたからである。

もう後は東京に行って、なじみの店で買うしかない。
閉店したHMVにもよくポップス・ロックを聴きに行ったけれど、大体テストが終わった後だったな。スタジオでたまに収録なんかやっていて、ちょうどその試験が終わった時期はsale期間なのだ。
あとは渋谷のYellow pop、タワレコ位にがんばってもらうしかない。あとは銀座に出て山野楽器、新宿のDisc union位か。ううむ。

もう24bitの音質のデータをonkyoのサイトで買うしかないか。音楽はパソコンで聴くようになったし、それも時代の移り変わりかもしれない。