のんびりできることをやる

誕生日はもう少し先なのだけれど,おそらく予定があって忙しいので,前もって自分の考えをまとめておきたいと思う。
・『のんびり,できることを少しずつやる』ということ
これに尽きるのかな,と思う。
何故かみんな焦ってしまっていて,何かやるにしても非常に意図が短絡的すぎるように感じているので,必要な点では少し長い目を持ちたい。
基本的に,自分自身はせっかちで世話焼きな部分があるので良くないのではないかと思う。このままの姿勢を続けると,ものごとを捉える上での,複数の視点が持てなくなってしまうのではないか,という危惧もある。
ちょうど6年前に,「何かしたり,教えたりするうえで一番難しいのは,何ですか?」とある人に尋ねたときに,即答で「待つことです。」と言われたのが非常に印象に残っている。
その時は,その言葉を聴いて「わが意を得たり」と思ったのだが,果たして今どんなときでも心の片隅に冷静な目でその心境を持ち続けていられるのか,ということがわからない。
そのときは,「待つ」という言葉を"Wait and see carefully."という意味で解釈したのだが,もうそろそろ老子っぽく"無為自然"に,気持ちの上ではいかに何もしないで放っておきながらこなすのか,が課題なのかもしれない。
それにはのんびり,自分のできるだけのことをするのが一番。
これでちょうど,自分自身の場合は,トータルの全体の視点バランスがよくなるのかもしれない。