小さな鶴

6月1日の日経新聞を見ていたら、小さな鶴を折る話が載っていた。
その人は極小の折り鶴を折っていて、今現在の記録は2ミリ四方の紙で折り鶴を折れるらしい。最初は1センチ四方からはじめて、ラジオ出演した時期が記事ではわからないが、1997年春から4ミリ四方に挑戦とある。この記事を見ると、一時的に僕自身が日本記録を持っていた可能性がある。
小学5年生の冬つまりは1995年の冬だったが、手先がどれだけ器用か試してみようと思って、小さな鶴を折ることを試してみたことがある。1センチ四方はすぐに折ることができたので、7ミリ四方でも折ってみた。ここからが手先の鍛錬になったのだが、6ミリから先は、トレッシングペーパーに材質を変更した。最終的に5ミリまでは翌年の1996年2月頭ごろには折っていた。本当にくしゃみをしたら飛んでしまうような鶴だったので、学校にはクリップのプラスチックケースに入れて持って行っていた。
もしもこの地点で日本ギネスブックに大々的に申請をしていれば、その当時で日本一小さい折り鶴を折っていたことになる。日経の記事によればこの地点での日本最小は6ミリ四方であったようなので、間違いなくこの地点での日本記録だろう。
その地点で、特に競争相手もおらず、自分の中の一過性のブームになっていたので、それっきりになってしまった。結局自己満足で終わってしまったのが良くないのだが、記事を見ていてあんなこともやっていたなぁと思い出す。公表しておけばよかったが、今現在実物がないので何ともしようがない。
ちまちましたことが得意だと親には笑われていたが、あの当時こういった場があれば、もう少し様相は変わっていたのではないかと思う。