コンデンサを買いに
金曜日、会社帰りにコンデンサを買いに日本橋まで行ってきました。
秋葉原の大阪版といった感じです。
今、音楽を聴くのに使っている、パソコンのデジタル信号をアナログ信号に変換するDAコンバーター(DAC)を分解してみる*1と、やはり大分コストのためか削っているようなので、もう少しましにならないかと思って、コンデンサを付け替えることにしました。
今使用しているDACはonkyoのSE-U55SXなので、さまざまなページをソースにして、コンデンサを買ってきました。
音響機器なので、コンデンサの抵抗値が低くて(低ESR)電力供給が俊敏にでき、結果的にノイズが少なくなる三洋のOS-CONを考えていたのですが、数年行かないうちにニチコンが凄いの出していたのですね。
導電性高分子アルミ固体電解コンデンサと呼ばれるやつです。まだ高級品ですが、OS-CONよりもさらに低ESRで、材質的にも壊れにくいです。材質は白川英樹さんが2001年にノーベル賞を受賞した導電性プラスチックを用いている訳です。
最近はデジタルテレビ(液晶・プラズマ)など、高周波域で低ESR、低インピーダンスのコンデンサが求められているため、どんどん搭載されているようです。ここ数年の日本のデジタルテレビを分解してみれば間違いなく出てくると思います。
これは日本でしか生産していないコンデンサで、技術も海外に流出していないらしいです。
せっかくなので、OS-CONとこの導電性高分子アルミ固体電解コンデンサで改造してみることにしました。
改造結果は、取りつけてしばらくエージングしないと本来の性能を発揮しないので、また次回。
*1:保障はきかなくなる