失くしたものは手に入らない
皆さんに気付くの遅いと言われそうですが、rotringが一般筆記具からの撤退を発表していたらしい。
なんでこんなことを書くのかというと、僕は中学一年の時からずっとrotringの筆記具を使ってきて、書きやすさや4in1の機構など大好きだったのでずっと愛用してきたメーカーだったから。受験や勉強していた時代にはずっと、筆箱の中に一本は入っていた記憶がある。実は年賀状書くのに毎年使っている万年筆も5年前に買ったrotringのもの(昨年位からインクが手に入りにくくなっていたのでおかしいな、と思っていたのだ)。
つい2週間前に筆箱に入っていたrotringの4in1(シャープペンの他に3色のボールペンが一本に入っているhttp://bundoki.com/?pid=5402972)が、書類を書こうと思ってふと見たら無くなっていた。これまで何本も失くしてきていたので、仕方ないと思って注文しようと思ったら、どこも売りきれで同じものは二度と手には入らないようだ。さすがにこのペンを愛用していた人は多いようで、ネット上にも撤退を惜しむ書き込みが多い。
これは、ここぞ、という時に使用してきたペンだったので、もう手に入らないというのは本当につらい。
一般筆記具部門はパーカーが引き継いでいるらしいが、どうもあのデザインは踏襲されていないようで、残念としかいいようがない。
万年筆以外では、実家に置いてきた、本当に手の汗でサビサビになってしまった一本しかもう残ってない。高校時代に、中学の担任だったH先生が亡くなった直後に買った、家で使う以外に決して持ち出すことをしなかったあの一本しか。http://www.pen-house.net/detail/detail01133_012.html