五月祭２日目

室内楽の出番が10時過ぎなので、朝９時に二食集合、遅れたらアイス驕り、という事にしていた。勿論今までのデータによると、僕がアイス代を出す最有力候補な訳だが、さすがにきっちりに着いた。
自分の音出しがあまり出来なかった。裏で合わせていると２楽章が崩壊しかかった。でも本番は迫ってくるし、10時過ぎとは言えど、9時台に比べてお客は増えているだろう。
かくして10時過ぎ、我々の名字の一番上を1stからVcまで順番につなげた「おさかなQuartet」は本番を迎えたわけだ。前に出て、さすがにオケの場合とは違った緊張感が僕を包み込んだ。何でこんなにお客が多いんだろう？しかもＶＴＲ撮っているのは誰だ？一般客はいいけど、オケ人が何でこんなにたくさん集まってんの*1？
１楽章…右手ビブラートがかかるわ（笑）、緊張で左手を間違えるわ、うーん、音（音量、特に音質）が練習の５割位しか出てない感覚。掛け合いの位置を間違えなかったからまだいいか。みんな緊張してて、僕が頑張って視線を向けても、応えてくれない。
２楽章…出だしの推進力は良かったが、今朝の合わせで崩壊しかかった部分でまたもや崩壊しかかったのが残念でならない。僕のミスか。直後の1stだけになるところが何とかなってホッとしたが、先ほどの崩壊しかかったことでみんな焦ったのか小ミスがちらほらと。しかし、後半部は何とか持ち直した。これを崩壊せずに持ち直したのが、後々大きかった。少し視線を向けた時、練習ほど出ないにせよ、少しは反応があった、か？
３楽章…これは楽しんで弾くほかない。緊張も２楽章の半ばからほぼ取れた。最後までスピード感維持できたと思うし。練習ほどではないにせよ、弾いた感覚はそんなに悪くなかった。
全体…練習でのＭＡＸの２割くらいしか本番では出なかった。さすがにこれだけはしたくなかったというミスもあったが、それを持ち直して、最後にまとめれたという事は、とても大きかった。終わった後はさすがに凹んだけど、それをダイレクトに表に出すべきではない。
反応…概ね好意的。褒め方で課題が分かる、といえば分かる。が、室内楽の基本の「き」はクリアしたのでは、という気にはなった。
しかし、僕が目指していた基準（途中から上方修正した）には届かなかった模様。id:pre-martyr氏程ではないにしろ、落ち込んだのは事実。やっぱり今回引っ張った僕も含め経験が足りない。
次につながる結果、そして約束が出たのは間違いが無く、喜ぶべきなのだが。次は駒祭か…。
さて、それから11時からのビール園の仕事。
２日目ようやく雨もやんだ。お昼時でもあり、どんどんと人がやってきて、忙しい。しかも途中でビールサーバーの調子がイマイチになり、お客の列が大変な事になった。
お客がピークを何とか過ぎた１時過ぎ、友人がやってきて話す。久々に30分ばかり立ち話。シフトほっぽらかしてごめんなさい。シフトは２時で終了。
それからステージ用の衣装に着替えて、２時45分にオケの演奏会＠安田の集合。演奏会は出番が少ないので、裏方の仕事のノウハウを知った人が必要らしく、色々とかり出される。
今年は、３年間で一番お客が入り、場外は大変だった。列が安田講堂入り口から講堂裏への坂道の、毎年プロレスやっている位のところで折り返し、また入り口付近まで戻っていた。
演奏は、フィガロ、ディズニーは最近一番の出来だったと思う。
その後は、受付、アンケート回収、次の出番の団体へのお届け者の代理受け取り、ドア係、荷物番、退場誘導等々ありとあらゆる仕事をした。後輩にきちんと指示を出さないといけないし。
疲労困憊して、着替えていたら、ビール完売の知らせが入る。
テントたたみ、用具の片付けなどをやっていたら、19時ごろになった。
19時から、オケの打ち上げが上野で始まる予定だったので、自転車で急いで移動、途中後輩、先輩に会って、迷ったものの何とかお店に着いた。
それからは、13の先輩も交えてtalk。
２次会が終わったのが結局１２時前。
先輩のいるテーブルに座る事が多かったせいか、勧められて少し飲みすぎた。
でも、明日の１限はきっちり８時半から授業…。

*1:誰一人パトリがいない、とか、あのメンツがまとまるのか、とかいろんな意味で案外注目されていたらしい、が。