レッスン

今日は他に書く事が無いので、レッスンについて少し詳しく。
レッスンは朝9時から、と云うことを忘れ*1ていて、朝起きたのは8:15。
平日なら勿論間に合わないが、今日は土曜日で、この時間帯でも最寄り駅に急行が止まる事実を考えて、そこから大急ぎで駅まで向かった。奇跡的な乗り継ぎで、8:40には渋谷の東急線ホームにいた。さらに結局特急に乗れて自由が丘に到着。9時からのレッスンに普通に間に合った。こういう日もあるんだな。
今日言われたのは、体のバランスについてのアドバイス。この前から取り組んでいる左手の脱力の影響もボーイングに影響しているのか、各弦にかかる重みのバランスが、それぞれバラバラでしっくり来ない。弾く姿勢の改善*2というのに駒祭前から取り組み始めて、それによって、必要以上に体の使い方が固定されてしまったのだろうか。アドバイスを受けて、本体の角度をほんの少しコントロールするだけでここまで結果が違うものかと思った。意識をどう持っていくかで体のバランスが微妙に変化するし、その日の具合にあわせて調節しなければならない。その感覚を磨くことがやっぱり大切だと実感した。
今日は、先週クロイツェルがちょうどキリよく終わったので、カイザーの34*3番まで。左手の力を抜くという課題と、音程に気をつけるという課題を持ちながらこの一週間やっているが、これは割と相乗効果が得られているようだ。今度の1クールでついに最後の36番まで行くことになり、手帖にはそれが記された。ちょうど1年半でカイザー最初から一回りということになる。一つの節目を遅まきながら迎えることになる。今年4月から1クール内に曲も入れ始めたので、進み方はゆっくりになった。因みに去年この時期に何をやっていたか、手帖を見てみるとカイザーは14番まで*4やっていたらしい。計算してみたら実はずっと同じペースを維持している?
今日レッスンの最中、基礎練に関して身につまされる某先輩の言葉を小耳に挟んだ。自分で失敗をしてみなければ*5、その真意は、わからないだろうけれど。今個人的には、「考えられる失敗は、早いうちに全て経験してしまおう」とか「失敗するなら今」と考えている。そうでなければ、吸収できるものを自分で充分自覚できないうちに、みすみす逃してしまう可能性が高いと考えるからだ。例え一見効率的に思える方法を取っていたとしても、それが本当は+にはなっていないことが(少なくとも僕の場合は)多いように思えるからだ*6。だから、これからも意図的に、そして堂々と失敗を繰り返していくことになるだろうし、大いにしてゆきたいと思う。

*1:10:00からと思っていた。

*2:少なくとも基礎練習における。

*3:今日もキリよく30,31,32,33,34,31で時間が来た。

*4:10,11,12,13,14,11

*5:僕の場合、去年の秋〜春に恐らくやってしまっただろう。

*6:理論に走る傾向が昔からある。決して非効率的な練習を推奨している訳ではない、念のため。