悪夢のホームカミングデイ

ホームカミングデイの依頼演奏があり、今日はY講堂で「運命」と、午後に「ただひとつ」の演奏をすることになっていた。
予定によると、8:00に2食ホールに全員集合、9:35からリハーサル、10:00に運命の演奏開始だった。

朝、目覚めて、時計を見たら8:45分。
電波時計だから狂っているはずもない。
あわてて用意をして、駅までダッシュ。9:05の電車に間に合って、コンマスにメールを打っていたら、ちょうどその時コンマスからの電話が。
「とにかく本番に間に合うように来てくれ。」とのこと。
とにかく家から本郷までは1時間近くはかかる。
恐らく本番ギリギリだろう、と云う予想をたてる。
追って総務とコンマスには連絡をすることにして、頭の中でどうすれば最短時間でステージに立てるかのシュミレーションをしてみる。
9:40には最寄り駅に着き、そこからダッシュして9:48でY講堂着、トイレで着がえて5分、楽器のチューニング2分として、あとは移動時間で1分位か…。

実際、このシュミレーション通り行き、9:56には舞台に到着。
冷や汗ものだった。僕の演奏はやはり思った通りには行かなかったが、それ以前に何となくオケ全体の雰囲気、音程がおかしい。後で訊いてみたら、手違いがいろいろあって裏チューニングが出来ず、松脂もきちんと塗れていなかった人もいたらしい。
自分がこうも堂々と遅れてしまったことにも、落ち込んでしまった。この日は失敗ばかり続いてしまった。それと、8:00集合にも拘らず、電話もメールも全く無かったことにも、本当は少し凹んでしまった。
自分の失敗から、いろいろ迷惑を掛けてしまったみんなに、この場を借りてお詫びいたします。(あと、Oけんには本当に申し訳ないことをしました。)