収穫

コンマス個人分奏というのは、やはりプレッシャーであった。
プレッシャーと一言で片付けるのは簡単だが、どれだけ情熱を賭けているかを普段見ているだけに、弾けないのは申し訳ない気がする。
今回は歌うということについて。

イメージを明確にしてそのイメージに最適な右手左手の表現をするということ。

これに尽きる。
イメージの持ち方に関しては割と誉められた。が、実際の表現へ詰めていくところが甘くなっているということがはっきり分かった。
あと、右手の課題について一つ質問してみたら、やはりアップボウのときに根元近くなると肩で吊っているとのこと。それでやはり弓が安定せず、扱いづらかったのだ。その動きの矯正で結局終わってしまった。

専門科目の必修が5限に入っていたため、全奏には遅れて行った。遅れていったため裏で準備をしているときに、録音以外で初めて客観的に駒場オケの音を聞いた。当初の音からは明らかに変わってきているなと思った。早いものであと一ヶ月となってしまったが、まだどれだけ変わるか楽しみだ。

その後、11時半まで二食でひたすら、右肩のフォーム修正を行った。確かに動きの障害の第一原因だったかもしれない。右手左手の連携が悪かったのも、どうやらこれに原因があるようだ。