学館にこもる

学館に行く機会が多い。それはそれでいい事か、と自問してみる。
ただ、だらだらと家で過ごす、というのもあまり賢くは無い。さりとて、ただ学館にいてさらっているというのも、集中力の維持が出来ているとは思えない。意義はあるのか、ないのか考えるために、学館でみんな何をしているか、ということを分析してみた。
学館にいる人々を見ていると、何通りかのタイプがあることに気付く。

  1. 集中力を持ってさらっている→意義ある時間でしょう。
  2. 明らかに集中力を欠いて、惰性でさらっている→本当はやめた方がいいのだが、「ある程度までは、さわる時間と上手下手は正の相関関係にある」という僕の先生の考えもあるので…。
  3. 疲れて寝ている&ボーっとしている→家帰って横になった方が…。
  4. おしゃべり&休憩→三十分くらい?しかし、おしゃべりという要素が加わると…長い。飲みかけ放置はこの前楽器ケースにかかったのでやめてくれ。
  5. 食事→前項参照。どこで食べてもいいはずだが、コミュニケーションを求めて必ずといっていいほど2階ロビーにやってくる。
  6. ハブ空港→荷物が置けるので、渋谷とか家庭教師先とか面接とかに行くには都合がいい。服装が普段と違うことが多い。
  7. 製本中、又は印刷中→ご苦労様です。ただ製本している姿を見かける人がなんだか固定されているのは何故?
  8. 部室に居る→音源聴いたり、なんでも帳の記入、その他諸々。少し日和。
  9. カルテット合わせ→ご苦労様です。狭い廊下ではやらないほうが…。
  10. 個人分奏→一番周囲が気を使う。部屋を取るのがベスト。実際周囲が気を使う、とはいっても、傍から見ていてこんなに面白いものはない。

だいたいこのタイプに分類されてしまう。
さらに、その行動意義を分析してみると、

  • 楽器の練習(およびそのための準備)をする
  • オーケストラ全体のための仕事をする
  • 人とのコミュニケーションの場を求める
  • 待ち合わせ場
  • コインロッカーの代わり

これくらいか…。
普段全く意識しない日常を洗いなおす事は、良いにせよ悪いにせよ必要なことだ。とはいっても少し怖いような気もする…。