朝もそこそこに

睡眠時間30分というのが全てを語る。飲みが終わってホテルで一息ついたのが、朝の4時過ぎ、風呂に入ったりしていたら5時を回っていた。6時に青春18切符で帰ると言うA川氏*1を送り出した後、30分ばかり仮眠。
駅までタクシーで移動。都合で行けなくなったM原さんの代わりにびよら姫を吸収して総勢12名Vn(とびよら)グループは、予想外の駅呼び出しアナウンスを受けた*2などのハプニングはありながらも大分駅を後にした。
九州は広いなあと思いながら、眠気に負けてしまったため、あえなく就寝。くじ引きによる席決めのため?OTIけん殿に写真を撮られてしまったのは不覚。「まるでジブリの映画みたいな景色が広がってる。」とIまむ氏談。晴れていて本当にきれいだった。
阿蘇駅に昼前に着。おKさんと何故か一緒になった。荷物を交渉の末預けて、阿蘇山に向けてバスで出発。風が渡ってゆく様、雲が影を落として丘を撫でゆく様がロープーウェー乗り場までの行程で堪能できた。あと、みんなで盛り上がっていたのは牛の背中に書かれている所有者の字だった*3。数字、記号などが多いが、中には「アラキ」とか「ヤマウチ」とか…。
阿蘇山にくるのは個人的には二回目で、ロープーウェーも前に乗ったことがあるが、韓国からの観光客がとても多かったのは特筆すべきだろう。どういでハングルの表記がいたるところで目に付くはずである。火口はやはり硫化水素の匂いがかすかにする。
火口の周りを散策した後、みんなで砂千里の先の頂上まで行った。何故かサウンド・オブ・ミュージックの気分に浸る人が多くいた。石投げとか、僕もしてしまったが、みんなはしゃいでいた。
そのテンションを保ちつつ、下のロープーウェー乗り場にて昼食。その後、バスがいい時間に無いので、途中の草千里までみんなで歩こうということになった。大体所要時間は20分と言われていたが、かなりの距離をしかも、乗り遅れたら最後のバスに間に合うように歩かねばならなかった。途中、牛の群れが路上に出て渋滞を作っている場所に遭遇したり、主にK原君がその牛に触ったりいろいろと普段見られない光景?が展開された。山の上なので日差しはきつかった*4が、風が涼しくて湿度も低いのか、かなり歩いた割には汗をかかなかった。でもあの距離を歩いている人はついぞ見かけなかった。
何とか草千里へ到着。そこからバスで阿蘇駅へ。そこからバスで移動に移動を重ね、小国温泉に到着。もう4時を回っていた。
温泉は高級で、料理をはじめ至れり尽くせりだった。温泉には2度入ったし、その後の大富豪大会も面白かった。
でもみんな疲れが残っていて、寝る段になったら寝る。その切り替えはこのツアー中随一であったかもしれない。

*1:絵葉書ご苦労様。

*2:西医体で来ていた関西医科大生も振り返る。

*3:人間用のヘアカラーで書かれているらしい。

*4:僕自身は日焼け止めをつけていて正解だったが、つけていなかった人は後に後悔する結果となった。