世界の中心で??

今日は普通の日だと思っていた。3限の数理科学基礎(微分eq.)が終わって、4限は身体運動でサッカーの予定だった。部活の活動場所である学生会館に楽器を置いて、グラウンドに向かった。先ほどから頬に冷たい空気を感じていたのだが、いきなり土砂降りとなった。担当のK教員は木陰で「出席取ったらはよ帰れ!」*1とのたまう。豪雨をしのげる場所なんてありはしないのだ。
帰れといわれても、一番近いと思われる学生会館の建物にたどり着くまでに、全身濡れ鼠となった。楽器を置いている場所には何人かいたが、さすがにまあよくある純愛映画で見かけるような状態に?なっていたので、写メールを取られそうになってしまった。さすがに取られると譜面細工*2に利用される恐れがあるため、必死に逃げた。それから生乾きで気持ち悪い中、その時間が空いてしまったので、しばらく弾いていた。

*1:それでも気合で出席はきちんと取った。

*2:オーケストラで定期以外の演奏会の本番、違う曲の楽譜をで譜面に悪戯をすること。例えば変顔写真や、○○コラージュ、似顔絵、ふきだしなどが楽譜をめくると飛び出すわけである。悪質なのは五線の一番下を消して、上に一本加え三度ずらす、あるいは虫食い部分が次第に拡大するというものである。だから、本番で譜面を見て笑いをこらえようと何ともいえない複雑な顔をしている人を見たら、名作譜面細工を眺めていると解釈してよい。従って、大概の人は暗譜が必須である。(客席からは見えないので、観客はなぜ本番なのに??と分からないだろうが、真相は斯くの如しである。)